シラミの感染経路と症状

シラミとは、頭皮に寄生に寄生し、血を吸って生きる寄生虫です。

アタマジラミは、清潔、不衛生、関係なく感染することがあります。
感染しやすい場所として、プール、スポーツクラブ、幼稚園、学校等の不特定多数の人が出入りし接触の可能性の多い場所。
夏に限らず一年中活動しています。
一度、感染して放置しておくと、すぐ卵を数百個産みつけるので早い対処が必要です。

寄生されると頭皮の血を吸い続けます。
血を吸われるとアタマが非常にかゆくなりますが、なかにはかゆみを感じない人もいるそうです。

フケとの見分け方は、卵は毛を取り巻くように引っついています。
髪の毛にしっかりくっついているので、少し触っただけでは落ちない事もあります。
フケだとぼろぼろとすぐに落ちますので。
清潔にしていても接触感染しますので、お子さんがいらっしゃる方は、たまにチェックしてみてくださいね。

フケの特徴と予防方法

特徴
【成虫】
色は灰色、茶褐色(血を吸っている状態)。
体長、2~4mm。 毛髪の根元部分にいることが多い。

【卵】
長丸でツヤがある(フケと間違いやすい)。 体長、0.5mm。
側頭部、後頭部、耳の後ろにいることが多い(皮脂分泌の多い場所)。

感染後の対策としては、専用のシャンプーがありますので、ご家族の一人が寄生してしまった場合、家族全員でご使用になると良いと思います。
衣類や寝具にも付着している恐れがありますので、熱湯消毒をおすすめします。
成虫、幼虫は40度、卵は60度以上で死滅します。